宮澤香代子 Botanical Artist
RHS Gold Medalist · SBA Fellow · Hunt Institute
ボタニカルアート教室 東京・中央区銀座

学生時代にガラス工芸を学び、ガラス作家として活動していました。個展を開いたり、海外の展覧会に出品したり充実していましたが、頑張り過ぎたのか燃え尽き症候群のようになってしまいました。ボタニカルアートとの出会いがあったのは、その少し辛かった時期のことです。英国へと渡り、ロンドンで通っていた英会話教室の廊下に「ボタニカルアート教室」の貼り紙をたまたま目にしたのがきっかけです。

日本ではガラスの花器をつくるためにお花を習ったり、茶器をつくるためにお茶を習ったりしていたので、ロンドンでもお花を続けようと思い、いろいろな展覧会を見ていたのですが講師が見つからず困っていました。そんな中、貼り紙を見て、「お花の絵か!生けなくても絵を描くのもいいかな」と気軽に始めました。KEW(英王立植物園)公式植物画家でもある山中麻須美先生に師事し、描いているうちに夢中になりました。ロンドンの暗くて寒い時期には家の中での唯一の楽しみになりました。

2011年には、サラセニアのシリーズで英国王立園芸協会(RHS)金メダルを受賞。その後、米カーネギーメロン大学のハント研究所(Hunt Institute for Botanical Documentation)第14回国際展に選出され、作品は同研究所の永久コレクションに収蔵されました。また、英国王立植物園キューと日本人植物画家による共同展「Flora Japonica」にも参加し、温州みかんとカキツバタを出品しました。2025年には、英国ボタニカルアーティスト協会(SBA)のフェローに認定されました。

RHS Gold Medal
Flora Japonica Kew

ボタニカルアートはただの水彩画とは異なり、背景は描きません。植物そのものを正確に観察し模写するというルールがあります。だからこそ私は絵の構図にとてもこだわって描いています。同じ植物を描いても十人十色ですが、ルールの中でその植物をどれだけ印象的に、魅力的に見せることができるのかは作家のオリジナリティが問われるところです。ガラス工芸で培った感覚も、制作に生きています。透明感・半透明・光の振る舞いといった要素を通して、植物がもつ繊細な質感と空気感を表現することを意識しています。

描く時はその植物の背景も掘り下げて調べます。歴史と植物の関係がとても興味深く面白いことが分かって楽しくなります。

現在はボタニカルアーティストとして制作活動を行うかたわら、東京・銀座などで自身の教室を主宰し、NHKカルチャーセンターでも講師を務めています。植物を観察し描く楽しさを、ぜひご一緒しましょう。

宮澤 香代子

Profile

ボタニカルアート画家の主な経歴

Flora Japonica Kew

ガラス作家の主な経歴

1995  現代ガラスアート展
1995 ドイツ ハンブルク美術館
1996  鹿島建設 北品川マンション照明オブジェ
1998  ドイツ Art Antugue デュッセルドルフ、 ハノーバー
2000  個展 東急本店 美術工芸サロン
2001  米コロンバス芸大 セラミックコース履修
2004  個展 玉川高島屋 アートサロン
2004  O美術館 日韓現代美術交流展
2005  府中美術館 府中ビエンナーレ
2005  現代造形ひの展
2006  三越本店

その他グループ展多数

Mechanical Tuna

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